アナゴランナーのブログ

子育て終わりのおっさんランナー

マラソンで記録を狙うなら、VO2maxとATを理解しよう

ガーミンのランニングウォッチ等使用している人はご存じかかと思いますが、トレーニングをするうえで一つの目安になる数値がVO2MAXとATです。これら数値が高ければ、早く長く走れるということになります。

 

VO2maxとは

 

VO2MAX(最大酸素摂取量)とは限界まで走ったときにどれだけ多くの酸素を体に取り入れることができるかを表す数値です。単位は(ml/kg/分) で、一分間で体重1kgあたり何ミリリットル摂取できるかです。VO2MAXの数値が高いということは有酸素運動能力が高く持久力に優れているということになる。トップアスリートは80~90(ml/kg/分)で30代の標準値は30(ml/kg/分)くらい。

 

測定方法は最大心拍数(限界まではしったときの心拍数)と安静心拍数(朝起きた時の心拍数)で算出します。

 

VO2MAX=15x最大心拍数÷安静時心拍数

 

ATとは

 

AT(無酸素性代謝閾値)とは乳酸値が急にあがり始める速度です。乳酸はきつい運動をしていると筋肉に支障をきたし走りのパフォーマンスが下げてしまうものです。このATを超える速度で走り続けるといづれペースを維持できなります。よってこの数値を上げることで長距離を走れるペースが向上します。目安としては心拍数120~130となります。

 

まとめ

 

ラソンで早く長く走るには、VO2MAXとATを高めることが必要。サブ4以上を目指すランナーはこれらの数値を高めるトレーニングをする必要がある。そのトレーニング方法については次の機会にご紹介します。